健康科学速報

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タグ:片頭痛

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最近の研究によって、片頭痛治療において非常に重要な一歩が踏み出された。エレヌマブ(erenumab)と呼ばれる新薬が、片頭痛の症状が表れる頻度を半減させるという結果が報告された。


最近New England Journal of Medicine誌に報告された第三相臨床試験の結果によれば、エレヌマブの治療を受けた反復性の片頭痛患者の半数で、症状が表れる日数が半分以下になったという。

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片頭痛は広く一般に知られた病気で、周期的に起こる重い頭痛によって患者の生活の質や仕事の生産性を著しく下げてしまう。頭痛は頭の片側で起こることが一般的で、一部の患者では、頭痛に加えて視覚障害も併発することがある。米国では3900万人が片頭痛を患っているとされ、そのうち400万人は、二日に一回は片頭痛に苦しめられている。

片頭痛の症状を緩和するために、薬剤や薬以外の療法が利用されるが、一部の患者には効果がないことが問題である。そのため、現在の治療法に加えて、新たな治療法の開発が望まれている。Thomas Jeferson大学の研究グループは、ケタミンが新たな治療法になるのではないかと考え、その可能性を研究している。ケタミンは主に麻酔薬として使われるが、鎮痛剤や抗うつ薬としても用いられる薬剤である。

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