アントシアニンは心臓病リスクを下げる

新しい研究によって、野菜やフルーツに含まれる成分であるアントシアニンを大量に摂取した場合には、心臓病のリスクを下げられる可能性が報告されました。
フルーツや野菜の摂取が健康を保つ上で重要なことは広く知られていますが、ある種のフルーツや野菜には心臓病を防ぐ効果もあるのかもしれません。
Critical Reviews in Food Science and Nutrition誌に論文が発表されました。
イギリスのNorthumbria大学の研究チームは、野菜などに含まれるアントシアニンの効果を調査しました。
アサイベリー、ブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリーなどのフルーツはアントシアニンを含んでいます。野菜では、なす、紫キャベツ、さつまいもの一部などにも含まれています。
アントシアニンはフラボノイドと呼ばれる物質の一種で、抗酸化作用を持っています。

アントシアニンの基本構造