健康科学速報

ヘルスケア分野の科学技術の海外ニュースを伝えます。

タグ:ビタミンD

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新たな研究により、若い時期に日光を多く浴びることによって、後の多発性硬化症の発症を防げる可能性が示された。


多発性硬化症(MS)は、免疫システムが健康な中枢神経の細胞を攻撃することによって起こる自己免疫疾患で、神経細胞を覆うミエリンが破壊される。科学者らは、この病気の発症に影響を与える因子を探してきた。

MSの患者では、病気の進行によって疲労や視覚障害、バランス障害などが起こり、生活の質が徐々に低下する傾向にある。

この病気の正確な原因は分かっていないが、リスク因子としては、遺伝的要素やライフスタイル、環境因子が知られている。

また、性別(女性が男性よりもMSを発症しやすい)、喫煙、ビタミンDの不足もリスク因子とされている。

カナダのBritish Columnbia大学の研究チームは、新しい論文の中でMSのリスクを下げるかもしれない因子を明らかにした。それは、特に女性において、子供時代と青年期をどこで過ごしたかということだ。

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過敏性腸症候群に悩む人たちは、ビタミンDのサプリメントを摂ることで症状を軽減できるかもしれない。これは、European Journal of Clinical Nutrition誌に最近発表された論文で明らかにされた。


過敏性腸症候群は、大腸に影響する病気で、腹部の痛み、下痢、膨満感、便秘などの症状が含まれる。米国では12%の人が過敏性腸症候群にかかっていると推定され、女性では男性の約二倍の頻度で発症する。

過敏性腸症候群の正確な原因はわかっていないが、ある種の食べ物や日常的なストレスが病気の引き金になることが知られている。

過敏性腸症候群の治療法は、食事や生活スタイルを変えることや、ロペラミドや下剤などの医薬品が異常な腸の動きを軽減するために使われる。

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妊娠中の女性は、赤ちゃんが正常に成長するように十分な栄養とエネルギーを摂らなければいけません。妊娠によって起こる変化に耐えられるように、母親が健康を保つことも重要です。


健康な妊娠のためには、バランスがとれた栄養豊富な食事が重要です。たんぱく質、炭水化物、脂質のバランスよく食べ、バラエティに富んだ野菜と果物を食事に取り入れましょう。

妊娠中の食事計画を作るためには、医師に相談することも重要になります。


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フィンランドの女性を対象に行われた大規模調査によって、 ビタミンD不足が多発性硬化症の発症リスクを高めることが示唆された。ビタミンDは、この病気の発症を予測するための有用なマーカーになるだろう。一方で、ビタミンD不足を解消することで、発症リスクを下げられるかもしれない。


多発性硬化症(Multiple Sclerosis, MS)は、患者を消耗させる神経疾患で、その発症原因は今のところ正確には分かっていない。ただし、女性は男性よりもMSの発症リスクが高いことは知られている。

今回の新たな研究によって、MS発症のリスクファクターとしてビタミンDの不足が発見された。この研究は、Neurology誌上で発表された。

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新たなメタアナリシスによって、女性のビタミンDの状態と生殖補助医療の成功率の間には相関があると結論付けられた。


不妊症と生殖補助医療


不妊症は広く一般にみられる苦痛を伴う問題で、米国では610万組のカップルが影響されていると推定される。これは、妊娠可能年齢の全てのカップルの10%に相当する。

生殖補助医療(Assisted Reproduction Therapy, ART)である体外受精(in vitro fertilization, IVF)や排卵誘発剤(fertility medication)の使用は、最近では広く用いられるようになってきており、その成功率も上昇している。

体外受精の成功率は女性の年齢や病院に依存するが、米国では13%から43%とされている。

初期においては、生殖補助医療の成功率は、受精卵の選別法を改良することにより上昇してきた。しかし、より最近ではその成功率の上昇は伸び悩み始めている。


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