健康科学速報

ヘルスケア分野の科学技術の海外ニュースを伝えます。

カテゴリ: 機能性成分

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新たな研究により、一般的な抗酸化剤が多発性硬化症の進行を遅らせる可能性が発見された。 


予備研究により、研究者らは高投与量のα‐リポ酸(lipoic acid)を二年間毎日服用することで、進行型多発性硬化症による脳の萎縮が、プラセボ群に比べて軽減されることを発見した。

研究を率いたのはOregon Health & Science University School of MedicineのRebecca Spain博士で、論文はNeuroimmunology & Neuroinflammation誌に掲載された。

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フィンランドの女性を対象に行われた大規模調査によって、 ビタミンD不足が多発性硬化症の発症リスクを高めることが示唆された。ビタミンDは、この病気の発症を予測するための有用なマーカーになるだろう。一方で、ビタミンD不足を解消することで、発症リスクを下げられるかもしれない。


多発性硬化症(Multiple Sclerosis, MS)は、患者を消耗させる神経疾患で、その発症原因は今のところ正確には分かっていない。ただし、女性は男性よりもMSの発症リスクが高いことは知られている。

今回の新たな研究によって、MS発症のリスクファクターとしてビタミンDの不足が発見された。この研究は、Neurology誌上で発表された。

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セサミンとは?



セサミンは、ゴマに含まれるリグナン(エストロゲン様作用や抗酸化作用を示す化合物群)です。肝臓への負担を減らす効果や、血圧やコレステロールを正常に保つ働きがあるとされ、最近セサミンを含むサプリメントが多く発売されるなど注目を集めています。

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セサミンの化学構造


セサミンにはどのような効果があるのか、この記事では特にヒトを対象にした科学的研究を根拠にその効能を紹介します。続きを読む

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アスタキサンチンとは



アスタキサンチン(Astaxanthine)はエビやカニなどの甲殻類や鮭などの魚類に含まれるカロテノイドの一種で、高い抗酸化作用を持つことから、最近では健康に良い成分として多くの化粧品やサプリメントに含まれています。アスタキサンチンは長く伸びた共役二重結合を持っていて、この構造が活性酸素と反応しやすいことから抗酸化作用を持ちます。

Astaxanthin structure
アスタキサンチンの化学構造


美肌効果や目の疲労回復効果など様々な機能性を持つとされるアスタキサンチンですが、その機能性は科学的に証明されているのでしょうか?

本稿では、アスタキサンチンの機能と我々の生活の中での役割について、臨床試験の結果を中心にまとめます。

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