健康科学速報

ヘルスケア分野の科学技術の海外ニュースを伝えます。

カテゴリ: 医療機器

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自殺は日本の死因第7位で、特に15歳から39歳までは死因のトップになっている。自殺のリスクが高い人を予測できれば、自殺をする前に救いの手を差し伸べることができるかもしれない。ピッツバーグ大学らの共同研究チームは、脳イメージングと人工知能を組み合わせることで、自殺しそうな人を見つけ出す手法を開発した。

自殺のリスクファクターは、うつ、不安、ストレス、精神障害歴や薬物乱用歴などがある。また、自殺のサインとして、攻撃性の増加、孤立、アルコールや薬物使用の増加、自殺について話す、他人の重荷となる等がある。しかし、その人が本当に自殺を試みるかどうかは心の中を覗いてみないことにはわからない。

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energy
プロトン療法は、加速器によって作り出された高エネルギー状態の水素イオン(プロトン)を照射することで癌細胞を攻撃する新しい治療法だ。ペンシルバニア大学の研究グループは、小児頭頸部がんの患者にプロトン療法を適用することで、従来の放射線照射と同様の治療効果がより少ない副作用で得られることをPediatric Blood and Cancer誌に発表した。

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diamond
UCLAの研究グループは、歯の根管治療にナノダイヤモンドを用いることで細菌の感染を防ぎ、患者の回復を助けられる可能性を臨床試験で証明した。

歯の根管治療は、歯の内部の神経や血管が炎症や感染を起こした際に、これを取り除いて清掃し、詰め物をする治療だ。この際に重要なのは、感染性の物質をできるだけ取り除くことだ。歯科医は、ゴムの一種であるガッタパーチャを歯に詰めることで感染を防止するが、治療の際や治療後に最近が侵入することで再び感染が起こることがある。

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心臓血中カルシウム濃度は、致死的な突然の心停止を予見するための検査に使える可能性がある。Cedar-Sinai Heart Instituteの研究チームが発表した。

突然の心停止(SCA)は、いったん起こると90 %の患者が死に至る危険な状態で、これを起こした患者の70 %には心臓病の既往歴がないことから、現在のガイドラインでは予想することが難しかった。

そこで研究チームは、SCAを簡単かつ安価に予見するための因子を探索した。その結果、血中カルシウム濃度が低い患者群では、SCAがより頻発することを突き止めた。

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ドローン配達


医療用ドローンによる、血液サンプル運搬の最長記録が更新された。

ジョンズホプキンス大学の研究チームは、アリゾナの砂漠で実験を行い、三時間の飛行で161マイル(259 km)の飛行に成功した。このドローンは、荷物室に温度調整システムを備えており、サンプルを良い状態に保って運ぶことができる。

今後、ドローンを用いて検査用サンプルを離れた場所から検査機関まで迅速に運ぶことが可能となるかもしれない。


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