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カテゴリ:生活習慣病

【ダイエット方法の科学】断食による減量の方法と健康に与える良い影響

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断続的な断食は、体重を減らそうという人々の間で人気になりつつある。しかも、最新の研究によれば、断食は加齢現象を遅らせたり、病気の予防にも有効かもしれない。

短期間の断食を行うことで、体内では脂肪からエネルギーを作り出す機構のスイッチが切り替わる。

我々の体は、通常は糖分(グルコース)からエネルギーを作るが、長期間の断食をすると、このエネルギー源は得られなくなる。

そこで、新たなエネルギー源として、我々の体は脂質を利用し始める。

脂肪酸は、ケトンと呼ばれる分子へと変換され、これが新たなエネルギー源となる。

最近の総説によれば、断続的な断食は、その他のダイエット法よりも健康的で、ケトンは他のダイエット法による副産物よりも細胞へのストレスが少ないという。

体重制限はⅡ型糖尿病治療の決定打になるか

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糖尿病の治療法確立を目指す臨床試験DiRECTの一年目の結果が公表された。その結果によれば、厳密な体重制限さえすれば、投薬治療なしでも半数の患者で症状が寛解したという。


今回の臨床試験、Diabetes Remission Clinical Trial (DiRECT)は、Newcastle UniversityのTaylor教授らによって行われた。最近、The Lancet誌に掲載された論文では、厳密な体重管理をプライマリーケアの支援の下で行えば、Ⅱ型糖尿病の寛解が得られる可能性が示された。

造血幹細胞を標的としたⅠ型糖尿病の治療法の可能性が示される

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造血幹細胞に存在するあるタンパク質を増加させることによって、免疫系の膵臓のインスリン産生細胞への攻撃を止めさせることで、Ⅰ型糖尿病を治療することが可能になるかもしれない。


Boston Children's Hospitalの研究者らは、造血幹細胞中のPD-L1と呼ばれるタンパク質の産生を増加させることで、糖尿病モデルマウスの高い血糖値の症状が打ち消されることを見つけ出した。この成果はScience Translational Medicine誌に発表された。


腸内細菌が塩分過多による高血圧を防ぐ

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塩分の過剰摂取が高血圧を引き起こすことは良く知られているが、新たな研究によって、腸内細菌がこれを防ぐ可能性があることが報告された。


ドイツとアメリカの共同研究チームは、ある種の健康に良い腸内細菌(プロバイオティクス)が食塩を多く含む食事にどのように影響するかを研究し、プロバイオティクスに高血圧を防ぐ効果があることをNature誌で発表した。


食欲ホルモンによるメタボ治療の可能性が示される

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新たな研究によって、アスプロシン(asprosin)と呼ばれるホルモンが脳内で空腹を感じさせるメカニズムが解明された。この発見は、肥満や体重過多の治療に役立つかもしれない。


アスプロシンの発見と機能


アスプロシンは、脂肪から産生されるホルモンで、肝臓でグルコースの血中への放出を促すことにより、血糖値を制御している。

このホルモンは、2016年に新生児早老症様症候群(Neonatal progeroid syndrome, NPS)患者の研究の中で発見された。

NPSは、非常に稀な遺伝病で、症状の一つとして体脂肪が蓄積できないことから異常に痩せているという特徴がある。研究者らは、NPS患者の持つ遺伝子変異として、アスプロシンの機能が失われるものがあることを突き止めた。


カロリー制限が糖尿病の治療に有効な理由が解明される

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最近、糖尿病研究者の間で、カロリー制限によってⅡ型糖尿病が治るかもしれないというアイデアが注目を集めている。 これまで、そのメカニズムは明らかでなかったが、新たな研究がメカニズムの一端を明らかにした。


糖尿病とは


世界的にⅡ型糖尿病の患者は増えており、この35年間で4倍近くになっている。1980年には患者数は1億800万人だったが、2014年には4億2200万人に増加している。日本には700万人の糖尿病患者がおり、糖尿病予備軍を含めると2000万人に達するとも推定されている。

糖尿病の多くはⅡ型糖尿病に分類され、血糖値を下げるインスリンが効きにくくなることが原因である。過剰な体重がこの病気の主な原因の一つとされる。


セサミンは効果なし?健康食品としての機能性の科学的根拠

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セサミンとは?


セサミンは、ゴマに含まれるリグナンです。リグナンは、エストロゲン様作用や抗酸化作用を持っています。

肝臓への負担を減らす効果や、血圧やコレステロールを正常に保つ働きがあるとされ、最近ではセサミンを含むサプリメントが多く発売されるなど注目を集めています。

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セサミンの化学構造


セサミンにはどのような効果があるのか、この記事では特にヒトを対象にした科学的研究を根拠にその効能を紹介します。

アスタキサンチンは効果なし?美容と健康効果の科学的根拠

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アスタキサンチンとは


アスタキサンチン(Astaxanthine)は、エビやカニなどの甲殻類や鮭などの魚類に含まれるカロテノイドの一種です。


高い抗酸化作用を持つことから、最近では健康に良い成分として多くの化粧品やサプリメントに含まれています。


アスタキサンチンは、下に示す構造のように長く伸びた共役二重結合を持っていて、この構造が活性酸素と反応しやすいことから、抗酸化作用を示します。


Astaxanthin structure
アスタキサンチンの化学構造



美肌効果や目の疲労回復効果など、様々な効果を持つとされるアスタキサンチンですが、その機能性は科学的に証明されているのでしょうか?


本記事では、アスタキサンチンの機能と我々の生活の中での役割について、臨床試験の結果などの科学的根拠を中心にご紹介します。


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