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大豆成分ゲニステインが乳がんを予防する?

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大豆を食べることは、様々な面で健康に良い効果を与えることが知られている。例えば、更年期における顔の紅潮を和らげたり、乳がんの再発を抑制したりといった効能を大豆は持つが、これらはエストロゲン様の化合物であるイソフラボン類が女性ホルモンに似た働きをするためだ。

最近、新たな知見としてゲニステイン(genistein)の乳がん抑制効果の可能性に関する論文がUniversity of Arizonaの研究グループから発表された。彼らの結果によれば、大豆イソフラボンの一種であるゲニステインは、乳がん細胞の増殖を半減させるという。

プロトン療法によって小児頭頸部がん治療の副作用が低減される

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プロトン療法は、加速器によって作り出された高エネルギー状態の水素イオン(プロトン)を照射することで癌細胞を攻撃する新しい治療法だ。ペンシルバニア大学の研究グループは、小児頭頸部がんの患者にプロトン療法を適用することで、従来の放射線照射と同様の治療効果がより少ない副作用で得られることをPediatric Blood and Cancer誌に発表した。

新たな乳がんのリスク遺伝子が特定される

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乳がんのリスクファクターとなる遺伝子についての研究論文が、2報発表された。一本目のNature誌に発表された論文では、10万例を超える乳がん患者について遺伝子型が調査され、65の新たな遺伝子変異が発がんリスクに関連するものとして同定された。

もう一方のNature Geneticsに発表された論文では、Estrogen受容体(ER)陰性の乳がんに限定して研究が行われ、関連するものとして10の遺伝子変異が特定された。ER陰性の乳がんは陽性のものよりも例数は少ないが、予後が悪いことが知られている。

肥満が乳がんを悪性化させるメカニズム

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乳がんは米国において皮膚がんに次いで女性に多く見られるがんである。2017年には25万人が新たに乳がんを発症し、4万人がこの病気で死亡すると推定されている。乳がんによる死の原因の多くは、肺や骨などの他の臓器への転移によるものだ。

肥満は良く知られた乳がんのリスクファクターである。更年期を迎えた女性のうち、肥満の人は健康的な人に比べて20から40 %ほど乳がんにかかるリスクが大きいことが知られている。また、肥満は乳がんの転移を引き起こしやすく、生存率を下げることも知られていた。しかしながら、そのメカニズムについてはこれまで明らかにされてこなかった。

ドイツの研究グループは、あるサイトカインによってacetyl-CoA-carboxylase 1 (ACC1)の活性が低下することが、肥満によって乳がんの転移が促進されるメカニズムであることを突き止め、Cell Metabolism誌上で発表した。

細胞が癌化するのに必要な遺伝子変異は何個か?

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がん研究において、1950年代から議論されている基本的な疑問のひとつに「普通の細胞が癌細胞に変化するのに必要なDNA変異はいくつか?」という問いがある。Wellcome Trust Sanger Instituteの研究チームが最近Cell誌に発表した論文によれば、その答えは「10個かそれ以下」だそうだ。

同研究グループと共同研究者らは、分子進化論で用いられる統計学的手法を応用することで、細胞の癌化に関与している遺伝子を特定する手法を開発した。これを用いて、29種類の癌から集めた7500のサンプルを分析した。そして、29種類のがんにおいて発癌に重要と考えられる遺伝子を分類した。その結果、肝臓がんでは平均で4つの遺伝子変異で癌化が引き起こされ、大腸がんでは平均で10個程度であった。

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ヒ素は推理小説でおなじみの毒物だが、低用量かつ正しい方法で使えばがんの治療に役立つこともある。

Arsenic trioxide (三酸化二ヒ素、ATO)は血液のがんの一種である急性前骨髄性白血病(APL)の治療に用いられているが、新たな研究で悪性の脳腫瘍である多形グリア芽細胞種(GBM)の治療にも有効である可能性が浮上した。この成果は、Molecular Cancer Research誌に掲載された。

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アスピリンのがん予防作用に関する新たな研究が発表された。

台湾の研究グループは、B型肝炎に感染した患者のうち、アスピリンを日常的に服用している人は、肝臓がんへと進行する可能性が低いことをThe Liver Meeting 2017で発表した。

B型肝炎は、世界で約2億6000万人が影響を受けており、2015年には約90万人がこの病気で死亡したと推定されている。米国CDCによれば、慢性的なB型肝炎を患う患者のうち15から25 %が肝臓がんへを発症する。

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McMaster大学の研究チームは、急性骨髄性白血病(AML)の画期的な治療法として、糖尿病薬が有効である可能性を報告した。この論文は、Nature Cell Biology誌に掲載された。

急性骨髄性白血病(AML)は、白血球細胞が異常に増殖する血液のがんであり、米国では2017年に約2万人が新たにAMLを発症している。

研究チームはAML患者の骨髄細胞を精査した結果、患者の骨髄では脂肪細胞のニッチが破壊されていることを発見した。つまりAMLでは、骨髄中の脂肪細胞が抑制されていることを見い出した。その結果、赤血球の前駆細胞や幹細胞の機能不全を引き起こしていたのだ。

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