training_1


線維筋痛症の患者に筋力トレーニングなんてとんでもないと思われるかもしれないが、適切なサポートと個人に最適化された運動を行うことによって、女性患者の健康が大幅に改善するという結果がスウェーデンから報告された。

「もし体を強くしたいと思えば、彼女らは運動を恐れてはいけません。しかし、適切な方法で運動することが必要なのです。筋力トレーニングの結果は痛みを増すだけで、効果がないと長く考えられてきました。しかし、実際には効果があるのです」と、博士課程で理学療法の研究をした後に理学療法士として活躍するAnette Larsson博士は言う。

SPONSORED LINK

関連記事【CBDオイル】線維筋痛症や多発性硬化症の痛みに対する有効性


博士研究の中で、彼女は20歳から65歳までの130人の線維筋痛症の女性患者を研究した。この病気の患者は、10人に9人が女性だ。線維筋痛症では、広範な筋肉の痛みと痛覚の過敏、疲労、運動能力の低下、日常生活の活動の制限などが症状として現れる。

半数の女性患者(67人)が無作為に選ばれ、理学療法士による個人を尊重した(person-centered)進行型の筋力トレーニングプログラムを行った。ほかの63人の女性患者は、比較のための対照群として、従来のリラクゼーション療法を行った。トレーニングは週二回、15週間にわたって行われた。

筋力トレーニングを行った女性は、体の強さが個人によって異なることから、患者ごとに決められた非常に軽い重さから開始しました。我々は、最大強度の40%の重さから開始して、同じレベルを3,4週間維持し、それから60%に増やしました」とLarsson博士は説明する。

関連記事運動が減ると脳細胞の再生力が弱まる


10人に6人以上の女性は、最大強度の80%まで到達することができた。10人に1人は、60%まで到達し、残りはそれ以下だった。5人の患者は、痛みが増加したことから、トレーニングを止めることを選択した。運動セッションへの参加率は、全体で71%だった。

集団のレベルでは、我々が計測したほぼすべてにおいて、大幅な改善が見られました。彼女らの具合は良くなり、筋肉強度を得て、痛みが減少し、痛みに対する耐性の改善、健康に関する生活の質の改善、活動制限の減少が見られました。一部の女性は、運動を継続できず、症状が悪化しましたが、これも重要な発見でした」とLarsson博士は述べる。

対照群では、それほど大幅な改善は見られなかったものの、手と腕の強度の改善が見られた。リラクゼーション運動は、腕や肩の筋肉の緊張を減らし、それが強度の増加につながったと考えられる。

関連記事筋力トレーニングが多発性硬化症による脳委縮を防止する


筋力トレーニングを行った女性での発見は、運動前と運動中の痛みの程度や運動への恐怖などのいくつかの因子で影響される。Larsson博士によれば、グループ全体としての進歩は、患者ごとに調節された運動と負荷、および理学療法士による支援を伴う患者を尊重した方法によるところが大きい。

「我々が行った面接での調査では、女性は適切な運動と負荷を選ぶために支援が必要であることが明らかになりました。彼女らは、痛みが増加した場合にも助けを必要としています。これは、とてもシンプルに、彼女らの病気を知る誰かによる支援が必要で、理学療法士による支援が好ましいでしょう。」

PR無料カウンセリングフォーム|女性専用パーソナルトレーニングジム【CREBIQ】






参考:Customized resistance exercise a factor for success with fibromyalgia