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断続的な断食は、体重を減らそうという人々の間で人気になりつつある。しかも、最新の研究によれば、断食は加齢現象を遅らせたり、病気の予防にも有効かもしれない。

短期間の断食を行うことで、体内では脂肪からエネルギーを作り出す機構のスイッチが切り替わる。

我々の体は、通常は糖分(グルコース)からエネルギーを作るが、長期間の断食をすると、このエネルギー源は得られなくなる。

そこで、新たなエネルギー源として、我々の体は脂質を利用し始める。

脂肪酸は、ケトンと呼ばれる分子へと変換され、これが新たなエネルギー源となる。

最近の総説によれば、断続的な断食は、その他のダイエット法よりも健康的で、ケトンは他のダイエット法による副産物よりも細胞へのストレスが少ないという。

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体型に関係のない大幅な体重減少


ケトンを利用する代謝への切り替えは、通常、断食を始めてから8‐12時間後に起こる。

総説の中では、二つの一般的な断食ダイエットに焦点が当てられている。一つは、食事を摂れる時間を制限するというものだ。

このダイエット法では、一日のうちの大部分(例えば16時間など)を断食して過ごすが、それ以外の時間であれば、好きなものを食べることができる。

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二つ目の断食法は、完全に断食する日と食事をとる日を交互に作るというものだ。

あるいは、一定期間は一日500カロリーなどに摂取カロリーを制限し、その他の日はカロリー制限をしないという方法もある。もちろん摂取するのは、健康的な食事が推奨される。

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この総説の中では、どのような断食法であっても、大幅な体重減少につながることが明らかにされている。

交互に断食する日としない日を作るダイエット法を評価した10件の臨床試験では、この戦略が体重を落とすことに非常に効果的だと結論付けられている。食事時間を制限する方法を評価した臨床試験4件のうち3件でも、同様の結論が得られている。

方法によらず、断食は体重減少に有効だと言えるだろう。

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ダイエット以外の断食の健康効果


総説の中で取り上げられた研究のほとんどでは、断食によって脂肪組織は減少するが、それ以外の組織(内臓、筋肉、骨)の量は大きく変化していなかった。

これは、健康的なダイエットを行う上で大変重要だ。断食以外のダイエット法では、脂肪組織だけでなく、それ以外の組織の量も減少しており、健康に悪い影響を与える可能性があるという。

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ネズミを使った動物実験では、断続的な断食には、体重減少以外の健康に対する良い影響もあるという結果が得られている。

断食によって、寿命の増加、代謝過程の機能改善、認知機能の保護、身体能力の増強、炎症の減少、心臓病からの保護などの効果が得られるという。

ただし、総説の著者らは、断食は医師の助言を得てから行うべきだと注意を促した。このダイエット法は、全員にとって同じように効果的かどうかは保証されておらず、人によっては有害な結果になる可能性もあるという。





参考:Intermittent fasting may have 'profound health benefits'