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継続的なオクレリズマブ(オクレバス)による治療、あるいはレビフ(インターフェロンβ‐1a)からオクレリズマブへの変更によって、長期間の多発性硬化症(MS)の再発が大幅に減少することが二年間の延長試験によって示された。

この結論は、第三相臨床試験OPERAの結果から導かれた。

また、この結果は、annual meeting of the American Academy of Neurologyで発表された。


OPERA IおよびOPERA II試験は、免疫B細胞を除去する効果を持つオクレリズマブの安全性と有効性を比較するためにEMD Seronoによって行われた。

オクレリズマブは、患者の年間再発率を46%から47%減少させ、レビフよりも有効であることが示された。

今回の延長試験の主な目的は、長期間にわたってオクレリズマブを服用した場合、あるいはレビフからオクレリズマブへ変更した場合に、患者にどのような影響が出るかを調べることだった。MSの活性と障害の進行が評価の指標として利用された。

研究チームは、脳の損傷、あるいは、脳全体、皮質灰白質および白質の容積をMRIによって調べた。

レビフからオクレリズマブへ変更した患者では、T1およびT2損傷箇所の減少が見られた。T1損傷の数は、最初の一年および二年目で0.48 (/scan)からゼロへと減少した。T2病変数は、治療開始前の2.16(/ scan)から0.33(一年目)および0.08(二年目)へと減少した。

オクレリズマブを開始して継続した患者では、T1およびT2病変数は試験期間を通じて低く抑えられた。また、レビフからオクレリズマブへ変更した患者よりも、オクレリズマブから開始した患者では、脳容積の減少も少なかった。

これらの結果を総合すると、レビフからオクレリズマブへの変更が急速なMS活性の減少につながったと言える、と研究チームは結論付けた。






参考:#AAN2018 – Switching from Rebif to Ocrevus Improves MS, Extension Study Shows