laptop_1


振って何?


日本学術振興会(学振)では、大学院の博士後期課程の学生を特別研究員として採用し、研究奨励金を支給する事業(いわゆる学振DC)を行っています。これに採用されれば、月20万円弱の収入を得ながら大学院で研究を行うことが出来ます。

学振DCの他にも、博士号取得者を対象とした特別研究員PD(学振PD)や海外留学を支援する海外特別研究員という制度もあります。
学振からの支援を受けることで、バイトに明け暮れることなく研究に打ち込める素晴らしい環境が得られます。


SPONSORED LINK

本題に入る前に、他にも学振関係の記事を書いているので紹介したいと思います。ぜひそちらもご覧ください。

学振制度について知る

申請書を書く上で重要な一般的注意事項


僕がPDや海外PDの受入先を選んだ時の話

業績が少なく不利な状況からの逆転を目指す人のために

申請書の書き方についてもっと具体的に知りたい人には

面接に回されてしまったら・・・


それでは、本題です。

どうやって学振をもらうの?


残念ながら、これは全員が貰えるわけではありません。厳しい競争に勝たなければ採用されないのです。倍率は例年、3から4倍くらいです。

審査のプロセスは、一次が書類による審査二次が面接による審査です。一次審査での評価が非常に高ければ、二次審査を免除されて採用されることもあります(いわゆる面接免除)。

例年、あなたの所属する学部を通じて申請書類を四月頃に学振へ提出し、一次審査の結果が11月頃にわかります。この時点での結果は、面接免除、面接、不採用の三通りです。

面接免除を勝ち取れば、この時点で採用が決定します。面接に回れば、12月頃に面接を行います。そして、面接の結果が分かるのが1月頃です。この選考過程は、時期は若干ずれますが、DC、PD、海外PDで基本的に共通です。

ちなみに、僕はDC1と学振PDは、面接免除で採用されましたが、海外PDは面接に回っての採用でした。

学振DCをもらうメリットは?


一番のメリットは、経済的なサポートを受けられるということです。月に20万円弱の収入があれば、貴重な時間を使ってバイトなどする必要がなく、研究だけに集中することができます。

他にも、学振DCを申請する過程で、申請書を書くノウハウを学ぶことができるし、獲得することで自信にもつながります。また、DCに採用されれば、自分の能力や素養を他者に証明するための客観的指標となってくれます。

デメリットは特にありません。というよりも、研究者を目指すならば、学振DCを申請することは避けては通れない道なのです。

研究者にとって申請書の巧拙は、研究者生命の死活を分けるほど重要な要素です。実際に、僕も博士3年の時に学振PDに採用されていなかったら、今頃は研究の道を諦めていたかもしれません。

学振DCは多くの人にとって、初めて申請書を書く経験になるでしょう。どう書けばよいか、最初はわからないことと思います。

良い申請書を書くためには、コツがあります。このコラムでは、これからそのあたりを伝えていければと思います。