脳


小頭症の原因となるジカウイルスで、脳腫瘍を治療できるかもしれない。

ジカウイルスの投与によって、脳腫瘍が縮小することがマウスで確認された。研究成果は、ワシントン大学とカリフォルニア大学サンディエゴ校の研究チームによって、Journal of Experimental Medicine誌に発表された。

ヒトでの試験はまだ行われていないが、手術時にジカウイルスを患者の脳へ直接投与するなどして、治療へ使える可能性がある。ジカウイルスは幹細胞へ攻撃を加えることで、幹細胞の少ない正常な脳組織には影響が少なく、幹細胞の多いがん組織に選択的なダメージを与える。

今後は、遺伝子改変により、より安全なウイルスの作製が目指される。



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◆◆一次ソース◆◆
Zika virus has oncolytic activity against glioblastoma stem cells
http://jem.rupress.org/content/early/2017/09/05/jem.20171093

◆◆関連記事◆◆
Zika virus used to treat aggressive brain cancer (BBC)
http://www.bbc.com/news/health-41146628