健康科学速報

ヘルスケア分野の科学技術の海外ニュースを伝えます。

2017年12月

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新たな研究により、一般的な抗酸化剤が多発性硬化症の進行を遅らせる可能性が発見された。 


予備研究により、研究者らは高投与量のα‐リポ酸(lipoic acid)を二年間毎日服用することで、進行型多発性硬化症による脳の萎縮が、プラセボ群に比べて軽減されることを発見した。

研究を率いたのはOregon Health & Science University School of MedicineのRebecca Spain博士で、論文はNeuroimmunology & Neuroinflammation誌に掲載された。

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イギリスで行われた臨床試験で、血友病の遺伝子治療についての衝撃的な結果が報告された。これによって、最も一般的な型の血友病に対する治療法が大きく前進するかもしれない。


この臨床試験では、血友病Aの患者に対して失われた遺伝子を導入する治療が一度だけ行われた。今回のNew England Journal of Medicine誌に掲載された論文では、遺伝子治療の一年後に患者の血液凝固因子が通常のレベルとなり、出血が大幅に減少したことが報告された。

論文の共著者であるK. John. Pasi教授は、「我々は予想をはるかに超えるショッキングな結果を目撃した」という。

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研究者らは、サナダ虫の治療に使われる薬がパーキンソン病に関連する神経損傷を防止する可能性があることを突き止めた。この発見により、パーキンソン病での神経損傷を遅らせ、防止する方法の確立に一歩近づいたかもしれない。


米国NIHの推定によれば、全米には50万人のパーキンソン病患者がおり、毎年新たに5万人がパーキンソン病と診断されている。日本では、平成26年には13.6万人のパーキンソン病関連疾患が報告されている(難病情報センター)。

この病気には未だ確立された治療法がなく、病気の原因や治療法に関する研究が盛んにおこなわれている。

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パーキンソン病に対する運動の効果に関する新たな研究が発表され、高強度の運動が症状の進行を遅らせる可能性が示唆された。


パーキンソン病は、神経変性による運動機能障害で、体の様々な部位の制御できない震えやバランスの欠損が特徴として現れる。

第二相臨床試験であるStudy in Parkinson's Disease of Excercise (SPARX)は、Northwestern UniversityとUniversity of Coloradoの研究者らによって行われた。この試験によって、高強度の運動が初期段階のパーキンソン病患者にとって、運動機能障害の進行を遅らせるのに有益であることが示された。

この結果に関する論文は、JAMA Neurology誌に掲載された。

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最近の包括的なレビューによって、中程度のコーヒーの消費が色々な慢性疾患のリスクの減少に関わっていることが報告された。


University of SouthamptonのPoole博士らは、これまでに行われたコーヒーについての研究のメタアナリシスをまとめたレビューをBMJ誌に発表した。

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