健康科学速報

ヘルスケア分野の科学技術の海外ニュースを伝えます。

2017年10月

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学振DC/PDの競争倍率の推移


多くの大学院生や博士号を取得したばかりの研究者が目標とする学振DC/PDですが、これを目指す人にとって、その競争倍率は気になるところです。

最近、2017年度のデータが公開されましたので、過去データと合わせて傾向を分析しました。


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留学中に英語学習の必要性を痛感


僕がアメリカ留学に来て1年が経った頃、自分の英語力に伸び悩みを感じていました。

アメリカ生活にも慣れて、日常会話には困らなくなったけれど、英語で議論したり、電話で喋ったりするのは、まだ苦手。

それなのに、自分の英語には上達が感じられず、なんとかしなければ、と思っていました。

その頃の僕は、日々の生活や仕事はすべて英語でやっていた訳ですが、特別に英語の勉強をしてはいませんでした。

でも、留学してアメリカで生活しただけでは、英語は上達しないのです。

このままではマズいと思って僕が実践した英語勉強法を公開します。

スマホがあれば無料で出来る手軽な方法なので、日本にいる方も是非、試してみて下さい。

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化学療法Novartisにより開発された、がんの新免疫療法であるKymriah (tisagenlecleucel)は、全く新しいメカニズムのがん治療として注目を集めている。この手法は最近アメリカFDAにより認可され、初のがんに対する遺伝子治療法となったが、安全性、入手可能性および費用などの問題が未解決であることが指摘された。

CAR T細胞療法(Chimeric antigen receptor T cell treatment)の一種であるKymriah (tisagenlecleucel)は、患者自身の免疫細胞を遺伝子改変することで、自身の免疫系を使ってがん細胞を攻撃する治療法だ。実際の治療では、患者からいったんT細胞を取り出し、遺伝子改変を加えた後に体内へ戻す。


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神経細胞韓国とシンガポールの共同研究チームは、パーキンソン病の発症メカニズムについて、従来の説を覆す可能性のある発見をしたと発表した。

パーキンソン病は、神経伝達物質であるドパミン量の低下により引き起こされると考えられているが、これがどのようなメカニズムでパーキンソン病にみられる震えや硬直につながえているのかはわかっていない。パーキンソン病発症メカニズムの仮説として、筋肉の意図的な動きを制御する大脳基底核(basal ganglia)でドパミン量が低下することで、神経が抑制されることが原因ではないかと考えられてきた。

今回、研究チームはマウスを用いた実験で、光遺伝学(optgenetics)の手法によって抑制性神経を活性化することで、大脳基底核の働きを抑制した。意外にも、研究チームは大脳基底核の抑制によって、視床腹外側核神経(ventrolateral thalamic neuron)が過活性化されることを見出した。

これは「リバウンド発火(rebound firing)」とよばれる現象で、研究チームはこれが運動が抑制されるメカニズムではないかと考えている。研究チームはさらに、遺伝学の手法によってリバウンド発火を抑制したマウスを作成したところ、ドパミン量が低い状態でもパーキンソン病症状を起こさないことを確認した。

この発見は、パーキンソン病メカニズムの解明において、ブレークスルーになる可能性がある。

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