健康科学速報

ヘルスケア分野の科学技術の海外ニュースを伝えます。

2017年09月

研究者を目指す者なら、避けては通れないのが学振のフェローシップだ。

僕も例にもれず、これまでに三回、学振を争った。幸運にも僕は、2009年DC1、2012年PD、2015年海外PDと採択され、これまで研究を続けることができた。その過程で悩み、苦しみ、そして研究者として成長させてもらったと思う。

今年、2017年で海外PDの期間も終了した。これまでの感謝と、これから学振を争う後輩への激励を込めて、僕の申請書の書き方と選考での経験をまとめておきたい。僕の研究は、化学・生物学分野の応用研究なので、近い分野の後輩の参考になればと思う。


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学振の審査では、研究業績と並んで研究計画が重要な位置を占めます。業績は、一朝一夕に出るものではないし、特に短期間では、いくら頑張っても出ないこともあります。特にDCは目立った業績がなくても、研究計画が上手ければ十分に通る可能性があるので、諦める必要はありません。PDでも自慢の論文が一本あれば、勝利する可能性はあります。業績が少なくても逆転できるように、ウケる計画を練りましょう。


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エイズ


米国NIHと製薬会社Sanofiは、HIVに対する新規抗体を共同開発した。この人工的に作製された抗体は、HIVの変異株のうち、99 %の株に対して効果があるという。

この人工抗体の臨床応用を目指して、2018年には臨床試験が始まる見込みだ。

この研究成果は、Science誌に掲載された。

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どんな文章を書けば高く評価されるか?

学振DCでは一次選考の書類審査で、審査員が6人付きます。一次選考を勝ち抜くためには、その6人からいずれも高い評価を得なければいけません。審査員の多くは、あなたの研究とは関連はあるけれども、その専門家ではない人たちです。また、一人の審査員は学振から割り振られた数十件の申請書を抱えていて、これを限られた時間で見なければいけないので、あなたの書類にかけられる時間は長くて10分くらいと思った方が良いでしょう。これらの条件を考えた上で、高い評価を得るにはどうしたらよいでしょうか。

僕のお薦めするポイントは、以下の三つです。
  1. 読みやすく書く
  2. 専門家以外にもわかりやすく書く
  3. 図を活用する

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学振の採否を決める要素は何か?

学振DCに採用されるためには、書類と面接による選考プロセスを勝ち抜かなければいけません。採択率は例年、CDなら20-30 %、PDなら10-20 %の間で推移しており、なかなかの高倍率になっています。書類選考で非常に高い評価を得られれば(DCなら上位10%くらいか?)、面接に進むことなく採択されることもあります。面接に進むにしても、とにかくまずは、一次選考である書類審査で高評価を得ることが必要です。


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