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トラウマ誘発性異所性骨化(HO)は、四肢に重度の損傷を負った際に、その回復過程で異常な位置に骨が形成され、痛みや運動機能の低下を引き起こす。HOは、患者の生活の質(QOL)の低下を引き起こし、社会復帰の障害となるなど大きな問題となっている。

ラパマイシン(Rapamycin)は、すでに免疫抑制剤としてFDAにより認可された市販薬だが、今回新たな効果として、HOを防ぐことがラットの実験で示された。

抗アレルギーOTC薬による多発性硬化症の治療 第二相臨床試験

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多発性硬化症(MS)は、脳や脊髄で起こる自己免疫疾患で、神経細胞のミエリン鞘が傷つく事によって機能が阻害され、視覚や筋肉の機能低下が引き起こされる。

現在の治療法は、免疫を抑えることで病気の進行を遅らせることに終始しており、失われた神経の機能を回復させることは出来ない。神経機能を回復させる治療法は、MS治療の新たな局面を拓くものとして嘱望されている。

現在、そのような治療法の確立を目指して、Clemastine fumarateの臨床試験が行われている。この薬剤は、MSにより失われた神経機能を回復させるのではないかと期待されている。

うつ病にはマジックマッシュルームが効果的 Imperial College London

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通常の治療法が効かない重度のうつ病患者には、キノコ由来の精神作用成分が治療に有効かもしれない。

Imperial College Londonの研究チームは、キノコ由来の分子であるpsilocybinの有効性を19人の重度うつ病患者で検証した。Psilocybinは、向精神薬と類似の作用を持ち、脳内の”幸せホルモン”であるセロトニン受容体を活性化する。

患者による問診により、psilocybin投与から一週間後には、19人の患者全員でうつ症状の大幅な改善がみられ、5週間後でも19人中12人の患者で効果が持続していた。

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制がん因子であるp53は、DNA修復、アポトーシス(プログラム細胞死)や細胞周期の停止などに関与しており、発がんを防ぐ役割を果たしている。p53の変異が発がんにつながることは広く知られているが、今回、Stanford大学の研究チームによって、発癌を抑えるp53の変異も存在することが報告された。Cancer Cell誌上で発表された。

研究チームは、マウスの腎臓がんにおいて、p53が持つtranscriptional actication domain (TAD)の変異の影響を調査したところ、変異体のひとつであるp53-TAD2が発がんをより強力に抑える「超制がん因子」として働くことを見出した。

制がんメカニズムとして、p53-TAD2は、その下流の因子であるPtpn-14を活性化し、それが発癌因子であるYapを抑制することが明らかにされた。

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