副作用の少ないⅡ型糖尿病薬への手がかりが発見される

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血糖値 薬
Ⅱ型糖尿病は、血中のグルコース濃度を制御する機能をもつインスリンに体が反応しにくくなることで起こる。このⅡ型糖尿病の症状を抑える薬として、現在はチアゾリジンジオン(thiazolidinedione)類などが用いられるが、体重の増加を含む副作用が問題となっている。

コロンビア大学の研究グループは、体重増加などの副作用の少ないⅡ型糖尿病薬となりうる候補化合物を化合物スクリーニングによって発見したことを発表した。この論文はCell誌に掲載された。

プロトン療法によって小児頭頸部がん治療の副作用が低減される

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energy
プロトン療法は、加速器によって作り出された高エネルギー状態の水素イオン(プロトン)を照射することで癌細胞を攻撃する新しい治療法だ。ペンシルバニア大学の研究グループは、小児頭頸部がんの患者にプロトン療法を適用することで、従来の放射線照射と同様の治療効果がより少ない副作用で得られることをPediatric Blood and Cancer誌に発表した。

アルツハイマー病を予防するワクチン

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vaccine
イギリスとスイスの共同研究チームは、ウイルス粒子と破傷風エピトープを用いた新たなワクチンを開発し、モデル動物実験で新ワクチンが乾癬、猫アレルギー、およびアルツハイマー病予防に有効であることを示した。この成果は、Nature Vaccines誌に発表された。

ワクチンは、病気の原因となっている病原体などの抗原を体内に入れることで、免疫系による抗体の産生を促し、感染症などに対する免疫を獲得する方法だ。同様のメカニズムを利用し、様々な病気の原因となっているタンパク質などの抗原に対する抗体を体内に産生させることで、感染症以外の病気の治療に応用できる。ワクチンは、直接抗体を入れるのに比べて、継続的な効果が期待できる点やコストが低い点などの利点がある。

ナノダイヤモンドの歯根治療への応用 臨床試験で実証

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diamond
UCLAの研究グループは、歯の根管治療にナノダイヤモンドを用いることで細菌の感染を防ぎ、患者の回復を助けられる可能性を臨床試験で証明した。

歯の根管治療は、歯の内部の神経や血管が炎症や感染を起こした際に、これを取り除いて清掃し、詰め物をする治療だ。この際に重要なのは、感染性の物質をできるだけ取り除くことだ。歯科医は、ゴムの一種であるガッタパーチャを歯に詰めることで感染を防止するが、治療の際や治療後に最近が侵入することで再び感染が起こることがある。

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