健康科学速報

ヘルスケア分野の科学技術の海外ニュースを伝えます。

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研究者らは、サナダ虫の治療に使われる薬がパーキンソン病に関連する神経損傷を防止する可能性があることを突き止めた。この発見により、パーキンソン病での神経損傷を遅らせ、防止する方法の確立に一歩近づいたかもしれない。


米国NIHの推定によれば、全米には50万人のパーキンソン病患者がおり、毎年新たに5万人がパーキンソン病と診断されている。日本では、平成26年には13.6万人のパーキンソン病関連疾患が報告されている(難病情報センター)。

この病気には未だ確立された治療法がなく、病気の原因や治療法に関する研究が盛んにおこなわれている。

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パーキンソン病に対する運動の効果に関する新たな研究が発表され、高強度の運動が症状の進行を遅らせる可能性が示唆された。


パーキンソン病は、神経変性による運動機能障害で、体の様々な部位の制御できない震えやバランスの欠損が特徴として現れる。

第二相臨床試験であるStudy in Parkinson's Disease of Excercise (SPARX)は、Northwestern UniversityとUniversity of Coloradoの研究者らによって行われた。この試験によって、高強度の運動が初期段階のパーキンソン病患者にとって、運動機能障害の進行を遅らせるのに有益であることが示された。

この結果に関する論文は、JAMA Neurology誌に掲載された。

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最近の包括的なレビューによって、中程度のコーヒーの消費が色々な慢性疾患のリスクの減少に関わっていることが報告された。


University of SouthamptonのPoole博士らは、これまでに行われたコーヒーについての研究のメタアナリシスをまとめたレビューをBMJ誌に発表した。

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新たな研究によれば、果物、野菜、全粒穀物を中心とする健康的な食事を摂ることで、多発性硬化症による障害やその症状を減らすことができるかもしれない。


Johns Hopkins School of Medicineの研究チームは、食事が多発性硬化症(Multiple Sclerosis, MS)の症状に与える影響を調べるため、North American Research Committeeレジストリから得た6,989人のMS患者に対するアンケート調査の結果を精査した。

このアンケート調査では、患者のライフスタイル、体重、身体活動、喫煙などの情報と共に、過去6か月間のMS症状の再発の有無が質問されていた。さらに、疲労、痛み、動き、鬱などの障害の程度と症状の重さについての情報が含まれていた。

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糖尿病の治療法確立を目指す臨床試験DiRECTの一年目の結果が公表された。その結果によれば、厳密な体重制限さえすれば、投薬治療なしでも半数の患者で症状の寛解が得られたという。


今回の臨床試験、Diabetes Remission Clinical Trial (DiRECT)は、Newcastle UniversityのTaylor教授らによって行われた。最近、The Lancet誌に掲載された論文では、厳密な体重管理をプライマリーケアの支援の下で行えば、Ⅱ型糖尿病の寛解が得られる可能性が示された。

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